日焼け止めの悪影響: 第二部 (SQ-68)

このシリーズの第一部では、ほとんどの日焼け止めに大量の有害な化学物質が含まれる可能性を話しました。日光からのダメージから保護できないだけでなく、これらの製品は皮膚がんと原因にもなります。皮肉にもそれが日焼け止めを使用する主な利用であるにも関わらずです。

要約して、環境ワーキンググループの第11回サンスクリーンガイドラインの要約から引用したこの抜粋を見てみましょう: 「日焼け止めだけで致死の皮膚がんである特にメラノーマのようながんリスクを減少させるという科学的証拠はほとんどありません。太陽の紫外線を浴びることによる危険性についての認知度が高まり、日焼け止め業界は数十億ドル規模になっているにも関わらず、メラノーマ率は過去30年間で3倍になっています。」[1]

第二部では、化学薬品を含む日焼け止めを使用したほかの悪影響を見ていきましょう。

ビタミンD欠乏症

皮膚が日光を浴びると、あなたの体は自然に大量のビタミンDを産生します。日焼け止めはこの処理をブロックするため、この骨を強くし、免疫系を調節し、多くの種類のがんを発症する可能性を低くするステロイドホルモンであるビタミンD欠乏症を引き起こします。

ビタミンD欠乏症は、骨粗鬆症、がん、自己免疫疾患、心臓病、うつ病、妊娠の合併症を発症するリスクの増加に影響しています。そしてビタミンDレベルを増加させ、病気を予防します。しかし、火傷しない範囲で日光を浴びることはビタミンD値を増加させ、病気を予防する最善の方法です。しかしすぐに火傷をしたり皮膚がんのリスクがある場合は、ビタミンDサプリメントを服用する方がはるかに安全な方法です。

高いSPFはセキュリティに誤った判断をさせる

日焼け止めをしているからといって日光のダメージから完全に保護されているわけではありません。これはあくまでも予防であって、日焼け止めだけに完全に頼ってはいけないことを意味しています。次に、高いSPFがより強い保護を意味するとは限りません。実際、セキュリティに誤った判断をさせる場合があります。

他の安全な日焼け対策（日焼け止めを定期的に使用、日陰を利用し、いつも防止をかぶる）をせずに、実際にはより長く日光を浴びているかもしれません。それは適切に保護されていると思っているが、実際にはそうでないことを意味します。これはあなたの火傷と皮膚がんのリスクを増加させます。

水生環境へ脅威を与える

ロンドンのKing’s Collegeの2016年の研究によると、世界で最も人気のある一つのサンゴ礁でオキシベンゾンが高レベルで検出されています。 その研究チームは化学物質がサンゴ礁にさまざまなダメージを与えることを発見しました。さんご礁を漂白し、再生や成長を妨げ、若いさんご礁の変形を引き起こします。さらに、それは骨格内分泌攪乱物質として働き、骨化を誘導し、幼いサンゴ礁のがそれ自身の骨格に包まれて死に至ります。[2]

日焼け止めを捨てるべき？

はい、しかし悪い物だけです。日焼け止めはメラノーマ発症リスクを増加せることで知られる日焼けから実際に保護します。しかし、これらの紫外線吸収製品だけを全体の日焼け保護方法に利用するべきではありません。それではどうすれば良いでしょうか？

製品を賢く選択して適切に使用してください。2時間ごとに日焼け止めを塗りなおす必要があります。水泳や汗をかく場合はより頻繁に行います。化学薬品の製品を使用する代わりに、酸化亜鉛やチタンを含むミネラルの日焼け止めを選んでください。ナノサイズの粒子を含まない製品を選んでください。EWGは情報に基づいた判断をするための最高の日焼け止めの一覧をこちらに掲載しています。そして日焼けや他の種類の日光によるダメージを防ぐ他のオプションもあります。

日光への過剰露出を防ぐ安全な方法は？

• できるだけ日陰にいる
• できるだけ体を覆う; 傘、幅の広い帽子、長袖、高品質のサングラスで皮膚や目を紫外線よるダメージから保護する。
• あなたの皮膚を中から健康にする。新鮮な果物、野菜、オメガ3脂肪酸（魚またはサプリメント）は、皮膚にすべてのビタミン、タンパク質、自然にフリーラジカルと戦い日光によるダメージから保護する抗酸化剤を提供します。

翻訳者: 千葉将臣

参考:

1. EWG’s 11th Annual Sunscreen Guide. Environmental Working Group.
2. Down et al. Toxicopathological Effects of the Sunscreen UV Filter, Oxybenzone (Benzophenone-3), on Coral Planulae and Cultured Primary Cells and Its Environmental Contamination in Hawaii and the U.S. Virgin Islands. Environmental Contamination and Toxicology. 2016.

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